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2019年9 月 / インサイト

投資適格社債に対するより広範なアプローチ

米信用サイクルの影響を受けにくい分野への分散を図る

サマリー

  • 投資適格社債ポートフォリオのポジショニングにおいて、より広範なアプローチを採用し、米国の信用サイクルの影響を受けにくい分野へ分散を図っている。
  • 具体的には、米国以外の優良発行体、特にアジア企業が発行する投資適格社債への配分を大幅に増やした。
  • 投資適格社債より米信用サイクル悪化の影響をはるかに受けにくい資産担保証券(ABS)にも配分をしている。

現在は米信用サイクルの終盤にあることや米中貿易摩擦の激化が企業の景況感や設備投資を圧迫しているため、ティー・ロウ・プライスでは投資適格社債ポートフォリオのポジショニングにおいて、より広範なアプローチを採用しています。米信用サイクルからの分散を図るため、アジアを中心に海外の社債の組入比率を大幅に高めました。同じく、投資適格社債より米信用サイクル悪化の影響をはるかに受けにくい ABS にも配分をしています。
米景気が著しく悪化しても信用リスクへのエクスポージャーが限定的な短期債も好ましいと考えています。米景気が今後12ヶ月以内に後退局面入りするとは予想していませんが、このポジションは社債のダウンサイド・リスクに対する慎重なヘッジという位置付けです。
 

海外社債への配分を増やし、分散を図る


米国発行体からグローバル発行体への分散は、当社のポジショニングにおける重要な部分です。海外銘柄は、米国と異なる信用サイクルの局面にある社債への貴重なエクスポージャーを提供し、さらにアウトパフォームする余地があると考えています。米ドル建て投資適格社債を発行する米国外の企業の数はここ数年で急増しており、当社アナリストは魅力的な相対バリューのアイデアを追求すべく分析対象の社債ユニバースを拡大しています。当社は、米投資適格社債との相関が低く、リスク/リターン特性も良好なアジアの投資適格社債への配分を大幅に増やしました。こうしたアジア発行体へのエクスポージャーは、分散の点においてディフェンシブであると同時に、高いリスク調整後リターンが期待できる収益機会を捉えるためのものでもあります。

アジアの社債では、テクノロジー、通信セクターの高クオリティ銘柄が有望だと考えています。我々は、投資適格社債市場の他のすべてのセグメントと同様、アジア社債についても銘柄選択においてティー・ロウ・プライスのグローバルなクレジット・アナリストのネットワークを活用しています。当社のアジア担当クレジット・アナリストは、個別銘柄について深く掘り下げた現場重視のリサーチを行っています。
 

 

ABS は安定性と利回りを高める


優良銘柄への分散のもう一つの源泉として、様々な投資適格社債ポートフォリオにABSを組み入れています。ABSは一般的に質が高く、比較的安定した重要なディフェンシブ特性を持つ一方、米国債よりも高い利回りを得られます。さらに、消費者ローンが大半のABSの担保となっているため、それらは投資適格社債より米信用サイクルの影響を受けにくいのが特徴です。
現在有望視しているABS市場の一つのセグメントは、事業証券化商品(Whole Business Securitization=WBS)で、これはABSと社債の両方の特性を兼ね備えています。社債と同様、WBSは元本が償却されません。

WBSの裏付けとなる担保は通常、企業の主たる収益創出資産の最優先権益であり、「ホール・ビジネス(全事業)」という名はそれに由来します。WBSの典型的な発行体はクイック・サービス・レストランで、これらの案件の担保は大半がフランチャイズ加盟金とロイヤリティ(特許権等使用料)で構成されます。こうした担保から生まれるキャッシュフローは大変安定しているため、債券の信用力が高まります。我々は、クレジット・アナリストの確信度が最も高いWBSのアイデアに基づくポジショニングをしています。BBB格WBSへの配分は、同等格付けの社債よりも高い利回りを得ることができます。


景気加速が最大のリスク要因


当社は投資適格社債に対し概してディフェンシブなスタンスを採用していますが、それに対する最大のリスクは、米景気が予想外に加速することです。米中貿易戦争が激化し、2018年の減税効果が薄れている現状では、このシナリオが現実になる可能性は低そうですが、景気の足取りが突然速まると、信用サイクルがさらに長期化し、相対的にリスクが高い長期社債がディフェンシブなクレジット商品をアウトパフォームする可能性が出てきます。当社グローバル・クレジット分析チームによる優れた銘柄選択は、こうしたリスクを軽減するのに役立つと考えています。
 

今後の注目点


米景気が長期のスローダウンを回避できるか見極めるため、我々は米中貿易戦争の行方や、こうした状況を巡る不透明感から生じる景気下押し圧力に米連邦準備理事会(FRB)がどう対応するのか注意深く見守っています。FRBは2008年以来となる7月末の利下げの理由として貿易摩擦による悪影響を挙げました。

 

201909-948493

 

重要情報

当資料は、ティー・ロウ・プライス・アソシエイツ・インクおよびその関係会社が情報提供等の目的で作成したものを、ティー・ロウ・プライス・ジャパン株式会社が翻訳したものであり、特定の運用商品を勧誘するものではありません。また、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。当資料における見解等は資料作成時点のものであり、将来事前の連絡なしに変更されることがあります。当資料はティー・ロウ・プライスの書面による同意のない限り他に転載することはできません。

資料内に記載されている個別銘柄につき、売買を推奨するものでも、将来の価格の上昇または下落を示唆するものでもありません。また、当社ファンド等における保有・非保有および将来の組入れまたは売却を示唆・保証するものでもありません。投資一任契約は、値動きのある有価証券等(外貨建て資産には為替変動リスクもあります)を投資対象としているため、お客様の資産が当初の投資元本を割り込み損失が生じることがあります。

当社の運用戦略では時価資産残高に対し、一定の金額までを区切りとして最高1.242%(消費税8%込み、10%への変更後は1.265%)の逓減的報酬料率を適用いたします。また、運用報酬の他に、組入有価証券の売買委託手数料等の費用も発生しますが、運用内容等によって変動しますので、事前に上限額または合計額を表示できません。詳しくは契約締結前交付書面をご覧ください。

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